コーヒーハウスハードボイルドオクトパス

暗号通貨やパソコン,電気,カメラ,写真,素人経済社会学などをテーマに記事を書きたいと思います.

コラムー自作パソコンについて

さて、私事ですが給付金はまだ届いていないにも関わらず、自作パソコンの近代化改修をさせていただきましたので、自作をはじめたいという人へのちょっとしたアドバイスを兼ねて報告をさせて頂こうと思います。

 

これから、自作パソコンを始める方の参考に多少でもなれば幸いです。

「おい!タコ頭。何かしこまった文章を書いてるんだ!そんな事より、ブログの更新が遅れた弁明と謝罪はないのか!」

 

いや〜、色々頭を使う案件があり、文章もベラボーに書いたので脳内リソースが空っぽになってうまく書けなくなってしまったのです…すいやせん。

それ以前に、このブログ楽しみにしてる人がいるのか疑問だな…

 

さぁ、さっさと本題に移りましょう。

 

まずは、改修前のパソコンの組み立て経緯と仕様のお話から…

こいつを組み立てたのは2017年のことです。

この時点でのワイの自作パソコン歴には10年以上のブランクがありケース等も処分済みの為に、本当に一から部品を揃える必要がありました。(星野金属のケースを買い戻したいお…)

 

とは言うものの、サーバー機は自作していたので幾つかの細かい部品はストックしていましたし、ショップには通っていたので最新のパーツの知識はの持っていましたが…

 

そもそも何故クライアント機の自作を辞めたかと言うと、ワイは基本的にMacユーザーであり、自作サーバーかVPS上のLinuxsshで接続をしてダサイプログラムを書いたりネットワークの実験をするスタイルでしたので、正直本業と共用しているMacBookProとサーバー機で十分だったのです。

 

そんな需要のない状況で、いきなりパソコンを組み立てようと思った第一の理由は暗号通貨の実験用のテストベット機が欲しかったからです。

 

もう一つの理由が(こちらの方が重要だったかもしれませんが)Ryzenの発売でした。

元々AMDファン(AMDer)であったワイは、この新しいZENアーキテクチャ搭載のプロセッサのスペックにAMDの本気を感じたからです。(この辺の話しは長くなるので、書きませんが…)

 

と言う事で、当然AMDのCPUを選びました。具体的なモデルはTDP(発熱に関する指標ですが、消費電力と思って差し支えはないでしょう)、価格面とスペックのバランスからRyzen7 1700を選びました。

 

マザーボードは某ショップの店員氏と相談をしながら、ASUSのPrimeシリーズを選定。メモリーは16GB(ワイはメモリーのクロックはそれ程気にしません)にサムスンの256GbのM.2MVNe。GPUは同じ店員さんと相談をしながらPalitのGTX1070がのった最安のやつに決めました(ここで某ショップが何処かが分かったそこのあなたは、玄人だ!)

 

電源装置は要求を満たすモデルの在庫が店頭にはすくなく、通販で買おうかとは思いましたが結局Cooler Masterセミプラグインタイプの安価なモデルを同じお店で買いました。

 

そうそう、行きつけのお店を作っておく事は案外重要ですよ!

大将!いつものやつ!

 

電源装置というのは、TDPなどから想定する総消費電力が50%程度になるように選ぶのが良いとワイは考えています。

 

何故なら、多くの電源装置で負荷50%ぐらいが最も効率がよくなる事と、改造をしている内に想定より電気っ喰いになったとしても十分にカバーできる余裕があるからです。

 

 ケースはAbee製を事前に調達していたので、このショップでは買いませんでしたがケースにも拘るべきだとワイは考えています。

 

理由は、金属加工の精度が高いと組み立てが気持ちが良く怪我のリスクも減りますし、考えられたレイアウトでエアフローが最低限確保されており冷却効率に寄与します。

何より型落ちという概念がほぼほぼありませんので、長く使え愛機への愛着を高ます。

 

電源とケースを重要視するのは、ワイがコンピュータ好きの割にアナログ製品にこだわる性格だからかもしれませんが、そんなワイにもスペックと無関係という事で安い電源やケースを選んでいた時期もありました。

 

ケースはともかく電源は今でこそ一定の安全基準を満たしているであろう製品しか売っていませんが、昔は本当に酷い安物が大手店舗にも並んでいました。

 

激安電源はしょっちゅう故障をしていましたし、これは電源が原因かの確信はえられてはいませんが、買ったばかりの高価なマザーボードから閃光が走り回路パターンが剥がれ電源もろとも壊れるという事件も発生すると言う苦い思い出もあります。(幸いCPUやメモリーは無事でしたが…)

 

自作機の醍醐味の一つは少しずつ改良をしていける点ですので、勿論ここから今回の改修までの間に細かなリファインがなされていますので、BEFOREと称して改修前の最終形の詳細を下につるします。

 

BEFORE

CPU
AMD Ryzen7 1700
CPUクーラー
Noctua NH-L9x65
Memory
コスセア VENGEANCE DDR4 8GB 4枚
GPU
Power Color RadeonⅦ 
SSD
Samsong 970 evo 500GB
HDD
WD RED 3TB(なぜか2TBだと思い込んでたw)
電源
Cooler Master V-semi 750w
マザボ
ASUS Prime X370-PRO
ケース
ABEE Smart J07R-S
OS
UBUNTU 18.04LTS
WINDOWS10 HOME

 

 

思いの外ガッツリ詳細を晒してしまいましたが、最終的にこんな感じで落ち着いていました。

 

こう見るとアホなんじゃないかと言うぐらい、金を突っ込んでますが…使いこなせていはいません!はい!

では、改修後の仕様もつるしちゃいます。

 

AFTER

CPU
AMD Ryzen7 3700X
CPUクーラー
Noctua NH-L9x65
Memory
コスセア VENGEANCE DDR4 8GB 4枚
GPU
Powerl Color RadeonⅦ 
SSD
CFD PG3VNFシリーズ 1TB
HDD
WD RED 3TB
電源
Cooler Master V1200 Platinum
マザボ
GIGABYTE AORUS X570 ELITE
ケース
ABEE Smart J07R-S
OS
WINDOWS10 HOME

 

 

どうでしょう、今回新たに購入をしたのはCPUとマザボだけで、電源やSSDは既に購入をしていました。

 

例によって組み替える組み替える詐欺で放置していたのです。

 

そう言うテンションだった訳ですが、流石に制作から三年が経過し完全分解をした方が良さそうなぐらいマザボ裏にも埃が溜まって来ており、丁度CPUグリスの定期清掃のタイミングも重なり…

第三世代のRyzenはすごく良いし、PCIe Gen4は爆速だぞおいさっさと組んじゃいなよとなったわけです。

 

そうそう、CPUグリスには拘った方がいいです。CPUクーラーに関してはCPUの付属品がある場合はそれで十分だと思いますが(特にAMDは良質なものが付属しています)、グリスは変えると思いのほか冷えがよくなる事があります。

 

ワイも最初はグリスなんて安いやつでええやろと思っていましたが、接触熱抵抗はばかにならないらしく熱学も奥が深いと思いまタデスはい…まぁワイにはさっぱりわからないのですが…

 

ちなみに今回使用したのはARCTIC AX-4ですが、有名なThermal Grizzlyなども定期的に使用をしています。こういう超アナログなものは選定が中々難しく、これが良いという製品があれば、ぜひとも教えて欲しいです。

 

後は、定期的にグリスを塗り替えて下さい。グリスにもよりますが、ガチガチに固まって固着します。

冷却性能は勿論落ちますし、次に分解をするときにクーラーとCPUが簡単には離れなくなります。

CPUソケットに留め具のある最近のINTELマザボならまだましですが、AMDはクーラー事CPUがすっぽ抜け精神衛生上良くないばかりかピンを折る危険性すらあります。

 

話を戻しましょうか、今回マザボを選ぶ時に重要視した事は3700XとPCIeGen4を使うという要求を満たすチップセットがX570しか無かったのでこれといってないのですが、背面のインターフェイスやM.2などのレイアウト(数)などは気にしておいた方が良いでしょう。

 

後は、一般に大きなメーカーの方が相性問題が起きにくいです。相性問題というのは、対応パーツなのになぜかまともに動かないというトラブルです。ワイの経験上大体はメモリーとのあいだで起きます。

ASUSがトップシェアでありトラブルが少ない事で有名なので、ワイは初心者にはASUSを進める事が多いです。

 

これぐらいで、どうでしょうか?そろそろ記事をきりますが、自作パソコン参入の参考になれば幸いです。

 

確かにお金はかかりますが、あえて割り切った機体を作るなどの楽しみ方もあります。

自分お需要に最もあった部品をギリギリの予算で選ぶのはなかなか楽しいものです。

(ただ、中古パーツには気をつけて下さい)

 

コンピュータの基本的な勉強にもなりますし、ぜひ一台組み立ててみてはどうでしょう!

 

ではまた!