よた話し
どうも更新が滞りがちの我がコーヒーハウスのブログですが、何か定期更新が出来るネタがあれば取り敢えずブログが生きてることだけは示せそうです。
(まぁ、書きかけ記事が結構溜まっているので、先にそっちかもしれませんがw)
THE SANDBOX関連も面白いと思いましたが、まだ正式リリースまでには時間がかかりそうです。
という事で、このブログを始める時から考えていたガチ教科書をベースとした長期学習記事をシリーズ化しようと思いたちました。
思ったのはいいのですが、手始めにどの教科書でいくかという事を決めなくてはなりません。
十分にでかく長い本である事、参考になる諸先輩型のブログが沢山ある事、学習内容の消化に時間がかからない事、ワイが勉強したいと思える内容である事…
そんな条件を持って、某大型書店に足を運びました。
適当に立ち読みをしていると、情報処理コーナーにバカでかい4巻建ての教科書を"見つけてしまった"のです。
そこの計算機オタク君は、情報処理コーナーの(2020年7月時点で)4巻建てのでかい本というだけで、世代を問わずTAOCPだと即答できるでしょう。
The Art of Computer Programming Volume 1 Fundamental Algorithms Third Edition 日本語版
- 作者:Donald E.Knuth
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: 単行本
まぁ、この本2巻まではちゃんと読んでるのです。
情報処理境遇のもう一つの名教科書SICPや、多くの教科書と学習内容が被る事と、デカすぎて持ち歩けないという事で中退してしまったのですよ。
被ってるならモチベーションがわかないのではないかと思うかもしれませんが、この本は実に美しいのです。
そういう美しいものは、その内容や機能以上に重要な何かを我々に与え、指し示してくれるのです。
おじさんはそういう事にこの歳になって気がついてしまったのです。
話が長くなりましたが、そういう事ですw
このシリーズの方針としては、教科書を並べて、読者と一緒に勉強をする様なイメージで書いていきます。
ではでは、多くの方はTAOCPと言われても何のこっちゃだと思いますので、早速本自体の説明と、本の前書きを書いて本稿を閉じようと思います。
(今回からMarkdown記法を用いて記事を書いていきます。)
TAOCPとは
TAOCPいうのは略称であり、実際のタイトルは『The Art of Computer Programming 』です。
著者はかの有名な大先生ドナルド・クヌース名誉教授です。
今回は角川(ASCII)さんから出ている日本語翻訳本の最新の装丁のものを読みますが、原著の初版の出版年は1968年です。
そして、収録内容は初版から大きくは変わっていないようだ。
おいおい、コンピュータの本としては古すぎるだろという印象を受けますが、この本は特定のハードやプログラミング言語、フレームワークの解説本ではありません。
アルゴリズムを中心とした、計算機科学の普遍的な基礎の基礎の本です。
決して、時代遅れにはなり得ないのです。
現職のプログラマーの方からも、この本を読んんでいれば大概大丈夫という意見を聞く事が多々あります。
今現在も新品の本が、新しい装丁で売られている事がこの本がとびっきりの名著である事の何よりの証拠です。
クヌース先生やこの本については、随所で書かれていますので、そちらに譲り読み進めましょう。
VOL.1 序
早速「序」のレポート(感想文になってしまった)を書いていきたいと思います。
クヌース先生(以後先生)はデジタル計算機のプログラミングを、詩を書いたり作曲をするのと同じように芸術的な経験ゆえに、魅力的な仕事だととく。
これ程胸熱な言葉は無かろう。ワイはプログラマーでもクリエーターでもないが、創造者のこのようなセリフに触れるのが大好きだ。
とにかく本書は、年月が経っても陳腐化しない基礎の基礎を叩き込んでくれる完備な教科書を目指し作られているようだ。
そしてこの本は7巻だてで計画をされていたようで(さらにさらに専門性の高い2巻も予定しているようだ)、そして計画は進行中。
未だ未完の名著…だんだん、本そのものに興味が移りそうな話しになってきたので、ここで話を切って次回からの本編の為に体力を温存しましょう。
では!
あぁ、TEXちゃんと覚えないと。